(3)信頼できる弁護士の特徴

自己破産の相談は、弁護士にしたほうがいいとしても、弁護士もいろいろな人がいます。
そこで、どのような弁護士に相談したほうがいいのかをまとめてみました。

1、引きなおし計算、不動産の任意売却など丁寧にしてくれる弁護士

自己破産を考えて弁護士に相談する相談者は、当然債務超過状態にあります。
ですが、グレーゾーン金利の廃止によって過払い金請求が認められている現在では、ひょっとしたら破産するどころではなく、逆にお金が戻ってくることが考えられます。
その点でも、引きなおし計算をしてくれる弁護士を選んだほうがいいです。
また、不動産を所有している場合に、できるだけ不動産を高く処分することができると破産しなくてもいい状態になるかもしれません。
ですので、不動産の任意の売却を丁寧に手伝ってくれる弁護士さんのほうがいいでしょう。
急いで不動産を処分すると、いい不動産でもあまり高い値段では売れません。
なので、たくさんの不動産業者にできるだけ高く売ってもらうように交渉してもらいましょう


2、借金の原因、財産状況など、総合的事情を詳しく聞く弁護士

借金の原因が、おもにギャンブルや浪費にある場合、裁判所に破産申請しても破産決定が下りないことがあります。
これを免責不許可事由といいます。
たとえ、免責が不許可になったとしても、弁護士にはらう着手金などは通常返却されることはありません。
ですので、はじめから借金の原因や、財産状況を詳しく聞いて破産の手続きを進めるべきなのです。
借金の総額ぐらいしか聞かない弁護士には、相談するのをやめましょう。
  

3、破産手続の内容、料金を明確に説明する弁護士

破産手続の流れをきちんと説明し、料金についても正確に説明する弁護士に相談しましょう。
特に、着手金、成功報酬、裁判所に払う免責費用については、結構なお金になります。
また、免責費用については、裁判所に支払わないと破産の手続きが進められないことになります。
ですので、最初から、手続き全般にかかる費用をきちんと説明してくれる弁護士に相談しましょう。


4、弁護士の顔が見える弁護士

破産事件を取り扱う弁護士事務所には、そのほとんどを事務所の事務員がしている事務所もあります。
自己破産の相談が終わるまでに、ほとんど弁護士にあったことがなかったという相談者も存在します。
このようなケースでは、やはり処理が雑になりがちであることは否定できません。
最初の処理が甘いために、管財事件になり、20万から40万ほど余分に費用がかかってしまったり、最悪のケースだと、破産申立てをしたにもかかわらず破産決定が下りなかったりする場合があります。
弁護士の顔が見えない弁護士事務所は、やはりサービスの質が低下している場合があります。
ですので、きちんと弁護士の顔が見えて、相談、書類のチェックなどをしている事務所を選びましょう。

以上、弁護士の中での選び方を書きましたが、あなたの相談時の参考にしてください。

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★★ひとくちコラム−その3★★

貸金業者の取立て行為は貸金業規制法により規制されています。
違法な取り立ては、貸金業規制法に違反する違法行為として、刑事罰や行政処分の対象になります。
違法な取り立て行為を受けた場合には、我慢せずに警察や弁護士に相談してください。

<禁止されている取立行為>

・正当な理由のない夜間の取立て(午後9時から午前8時までは、取立てが禁止されています)
・勤務先まで取立をする(居宅以外の場所での取立て行為は禁止されています。勤務先への訪問や、電話、FAXなどは禁止です。)
・支払い義務のない人に取立てをすること(保証人でない債務者の妻や、子供、親などの家族への取立ては禁止されています。債務者の家族だという理由だでは、借金を支払う理由はありません)
・暴力的な態度・大声乱暴な声での取立ては禁止されています

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