離婚すると、結婚相手の借金を払わなくてもいいのですか?

離婚と借金は関係ありません。結婚相手の借金は法的には妻が支払う必要はありません

財産関係は、夫婦といっても別々に考えら得られます。ですので、基本的には夫の借金を妻だという理由で支払う必要はありません。
ですから、結婚していても、離婚していても、妻は夫の借金を支払う必要がないのが原則です。

ただし、妻というだけでなく、夫の借金について連帯保証しているなどしている場合には、妻には連帯保証人としての支払い義務が発生します。
ですので、夫の借金について、妻は、連帯保証人として支払う必要があります。
また、連帯保証人という地位は、離婚したとしてもなくなるものではありません。
ということは、連帯保証人である妻は、夫の借金を支払う必要がありますが、連帯保証人になっていない妻は、夫の借金を支払う必要はありません。

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★★ひとくちコラム★★

借金整理の方法には、大きく分けて4つあります。
裁判所を利用しない方法としては、(1)任意整理があり、裁判所を利用する方法としては、(2)個人再生手続き、(3)特定調停、(4)自己破産があります。
それぞれ簡単に、説明しておきましょう。

まずは、(1)任意整理からです。
任意整理とは、裁判所の介入なしに、借主と貸主が話し合いによって、借金整理する方法です。
複数の貸主と返済額や返済方法などを決めていきます。一般的には、3年程度で分割払いできるように返済計画などを立てて、債権者との合意が得られるように交渉していきます。

次は、(2)個人再生手続きです。
個人再生手続きとは、裁判所に個人再生の申立てをして、裁判所が債権者を取りまとめ、債務者は再生計画によって借金を返済していくことができるという制度です。
すべての債権者からの賛成が得られなくても、利用でき、自宅を失わなくても済むというメリットがあります。

さらに、(3)特定調停があります。
特定調停とは、裁判所の調停委員の協力を受けた借金整理の方法です。
簡易裁判所に調停を申立、任意整理で話がこじれてしまった債権者がいる場合に利用されます。

最後に、(4)自己破産があります。
自己破産については、このホームページで解説していますが、現場では一番よく利用される借金整理の方法になります。

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